服を考える
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「縫い裁つ人」を見た。
服をつくり、服を愛し、そして着続ける。体型は変わる。太ったり痩せたり、、、
大事なのは着続けること。どれだけ愛せるか。
いつかクローゼットを自分の人生の写し鏡にしたい。いろんな服を買って、着て、腐る程の服を捨ててきた。やっと自分に合う服がわかってきたし、こだわりも増えてきた。
だんだんわかってきて取捨選択し、逆に服を買わなくなった。
墓場まで持っていける服をどれだけ残せるか
服が好きだ。周りの目を気にしていた。本当に。どんな風に思われるのだろうかと常に考え、自分の好きな服というよりも、周りから浮いて見えず、流行に乗っかって誰が見てもおしゃれだなって思われる服を着ていた。
ただ長い年数かけてきてわかったことは残した服は自分の人生そのものだということ。どんなブランドであろうが関係無い、人と過ごした時間、旅した時、情熱を傾け取り組んだ時、どんな瞬間であろうと常に服を着ている。一つ一つの瞬間を共にしてきた服を僕はこれからも残していきたい。
ではどうやって墓場まで持っていけるか
僕なりに考えたポイントは下記の通り
- 良い生地を使っていること
- 体にフィットしていること
- 流行に左右されていないこと
この3つを守れば墓場まで持っていけると思う。
まず、良い生地を使っていることは長持ちする大前提。そして体にフィット(誤解ないように言うとピタッとしたスキニーのようなものではなく、”ジャストフィット”していること)するというのは、常に体型を維持すること。流行に左右されないというのは、自分なりのこだわりを持つこと。
つまりは意識的に服を着る行為に特別な意味を持たせることが大事なのだろう。服を着るのは呼吸と同じ。常に自然体に、そして素直に服を着続けていたい。
特別な服を直して、そして体に合うように愛し続けたい。